公開日:2020/08/13
最終更新日: 2021/04/02

Amazonビジネスは何が違う?利用メリットとデメリットを徹底解説!

Amazonビジネスはビジネスユーザー向けの通販サービスです。

誰もが知るAmazonと同じようにユーザーファーストの使い勝手に加えて、ビジネス効率化に役立つサービスが追加されています。

本記事ではAmazonビジネスは知っていても具体的なサービス内容についてあまり詳しくない方、これからAmazonビジネスの利用を検討されている方向けに書いています。

まだAmazonを利用したことが無いという方はほぼいないと思うので、Amazonビジネスと個人向けのAmazonでは何が違うのかに焦点を当てながら進めていきます。

  • Amazonビジネスのメリット・デメリット
  • Amazonビジネス利用の際の注意点

主に上記の内容をこの記事では網羅的にまとめています。

Amazonビジネスのメリット

Amazonビジネスで商品を購買すると、個人向けAmazonを利用するよりも安価に商品を購入できます。

なぜならAmazonビジネスにはいくつかの割引サービスが用意されていて、購入点数が多ければ多いほど割引率が高くなるからです

その他にも複数人での利用を前提とした便利機能がいくつも用意されているので、企業内での購買を効率化することもできます。

Amazonビジネスのメリットには次のようなものがあります。

Amazonビジネス購入時のメリット

  • 多岐にわたるカテゴリーでの豊富な品揃え
  • 法人価格設定による割引
  • 購入数に応じて得られる数量割引
  • 過去の購入数に応じて得られる累積購入割引
  • タイムセール・クーポンによる割引
  • 見積書発行機能
  • 請求書による後払い機能
  • 購買コントロールで承認管理
  • 複数ユーザーの購入履歴管理
  • Businessプライムによる配送無料サービス

上記のようにビジネス向けに様々なメリットがあります。
以下で詳しく解説していきます。

安く購入できる4つの割引サービス

Amazonビジネスでは購入価格を下げるいくつもの割引サービスが用意されています

Amazonビジネスの割引サービス

  • 法人価格
  • 数量割引
  • 累積数量割引
  • タイムセール・クーポン

上記4つのサービスを組み合わせることで販売価格をさらに下げて安く購入することができます。

メモ

安く買えるAmazonビジネスですが、表示価格は税込表示です(個人向けAmazonは税別表示)。そのため税込にしたら通常価格は個人向けと同じ場合は多々あるので注意が必要です。

法人価格で商品価格が安くなる

Amazonビジネスでは「法人価格」が設定されている一部商品は個人向けよりも安い価格で購入することができます。

全ての商品が法人価格で購入できるのではなく、法人価格が設定されている一部商品のみ特別価格で購入できます

法人価格は商品詳細ページの商品価格にわかりやすく表示されるので、簡単に見分けることができます。

法人価格が適応されない商品の場合は個人向けAmazonと同額での販売なので、ビジネスアカウントで買うと割高になるようなことはありません。

まとめ買いで安くなる数量割引

1点だけ購入するのではなく、まとめて購入することで「数量割引」を適応して安く購入することができます。

「1点」「3点」「5点」「10点」と数量に合わせて割引を受けることができます。

それ以上の数量をまとめ買いする場合には、別途割引を依頼することもできます。たくさん購入するだけ安くなるので、まとめて大量に購入することの多いビジネス向けのサービスです。

メモ

「法人価格」と「数量割引」は併用できます。法人価格で安くなっているものも、大量に購入すればさらに安く購入できます。

過去に購入した商品が安くなる累積数量割引

過去に同じ商品を購入していれば、その数量を含めた数量割引「累積購入割引」も使えます。

Businessプライムに加入している必要がありますが、過去12ヶ月間に購入した同一商品の数量に応じても割引が得られます。

購入数量はビジネスアカウント内の全てのユーザーで共有されるので、部署や営業所などで個別に購入したとしても割引を受けられる可能性が生まれます。

今は1つしかいらないけれど定期的に購入したい」「営業所ごとにまとめ買いして割引を受けたい」なんていう商品があった場合には、コスト削減になるかもしれません。

メモ

累積購入割引が適応される商品は、商品検索の際に「累積購入割引」の文字が検索画面や商品詳細ページに表示されるようになります。

Amazonビジネスにもあるタイムセール・キャンペーン

個人向けのAmazonと同様にAmazonビジネスにもタイムセールやキャンペーンがあります。

定期的にビジネス向け商材のタイムセールや期間限定セールがあるので、個人向けとは違った割引商品を見つけることができます。

メモ

個人向けのクーポンをAmazonビジネスで利用することはできません。商品によっては個人向けの方が安くなるタイミングもあります。

支払い方法の選択肢が増やせる

Amazonビジネスでは「請求書後払い」と「法人向けクレジットカード払い」の2つの支払い方法を追加することができます。

個人向けAmazonで利用できたコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー・代金引換は引き続き利用できるので、豊富な選択肢の中から選ぶことができます。

Amazonビジネス 個人向けAmazon
請求書払い ×
法人向けクレカ ×
コンビニ・ATM
ネットバンキング・電子マネー
代金引換・Amazonギフト券

請求書での後払い決済に対応

Amazonビジネスなら決済方法で請求書による後払い決済を選択できます

1ヶ月間の注文商品を翌月に送られてくる請求書でまとめて支払いができます。

請求書後払いで利用できる金額には限度額がアカウントごとに設定されるので、もしも限度額を超えた場合には、別の決済方法で支払うことになります。

請求書払いの流れ

  1. 1ヵ月間の発送した商品について翌月払い
  2. 翌月2営業日以内に請求書(PDF)が送信される
  3. 請求書記載の期日、振込先情報を確認して支払う

法人用クレジットカードで支払いができる

Amazonビジネスは法人用クレジットカードでの支払いが可能です

複数人で利用することを前提とした通販サービスなので、法人用のクレジットカードを複数人で支払いに利用することができます。

社員が利用できる決済手段として登録しておけば、利用ユーザーを把握しつつも法人用クレジットカードを使っているので経費管理も楽になります。

購買コントロールで組織管理で共有・管理できる

Amazonビジネスでは複数人で1つの組織アカウントを使うことを前提にしています。

アカウント登録後は「管理者」「ユーザー」を追加でき、購入履歴や支払い情報を共有することができます。

管理者側からは「購買コントロール」画面から、購入推奨商品や推奨販売者やコメントの記入ができ、購入する商品を選定することが可能です。

購入履歴の照会、ダウンロードができ会計処理に利用できる

購入履歴の細かな情報をダウンロードすることができます。

Amazonでの購入履歴を帳簿に記載する際に、個人向けAmazonの場合は会計ソフトなどでは支払い情報などから購入した商品を推測していました。

Amazonビジネスでは、過去の履歴をまとめてダウンロードできるため、会計情報を入力する際の確認作業時間が短縮できます。

見積書が簡単に発行できる

購入前に見積書PDFを発行してダウンロードすることができます。

Amazonビジネスでは商品をカートに入れ、ショッピングカート画面の見積書ダウンロードボタンから簡単に見積書(PDF)を発行することができます。

見積書の発行方法

1

見積書を発行したい商品をカートに入れて、カート確認画面に移ります。

2

カートに商品が入っていれば見積書ダウンロードボタンが追加されます。
ダウンロードできるのはPDF形式のデータのみになります。

個人向けAmazonには無かった機能なので、見積書が必要な場面で使えるのは助かるサービスの一つです。

Amazonビジネスのデメリット

Amazonビジネスにもデメリットはあります。
メリット・デメリットではメリットの方が多いですが、デメリットについてもまとめていきます。

  • 送料無料は2,000円以上から
  • アカウントを移行した場合には困る点もある

大きく分けて2つのデメリットがありますので、以下でその点を書いていきます。

Businessプライム会員にならないと送料無料にならない

Amazonビジネスは個人向けと同様に、2,000円以上から送料が無料になってそれ以下の場合には送料が別途必要になります

アカウントの登録自体は無料なので、月額利用料などはかからないのは個人向けと同様。

Amazonビジネスにも「Businessプライム」というプライムサービスがあり、Businessプライムに登録するといくらの購入価格でも送料無料で購入することができます。

メモ

Businessプライムは年額4,900円から利用できて、利用するユーザー数によって価格が高くなるサービスです。

割引率が高いのは大量購入時

Amazonビジネスで大きく割引が受けられるのは同一商品を複数個購入した場合です

組織内でアカウントを利用していれば、同一商品を複数回購入する機会が増えますが、フリーランス・個人事業主の場合は同一商品を何度も購入する機会は少ないと思います。

以前までならAmazonは安いイメージがありましたが、今では単体価格ならば他サイトの方が安いケースもあります。

アカウントを移行すると購入履歴が見えてしまう

個人で利用していたAmazonアカウントをビジネスアカウントに移行することができます。
そうすることで、過去の購入履歴をビジネスアカウントに引き継げるのですが、そこで少し問題があります。

Amazonビジネスは複数人での利用を前提にしているサービスなので、購入履歴を引き継ぐと、過去に買ったものが見えてしまいます。

個人事業主の場合や、元々ビジネス用途で使っていた個人向けのアカウントを移行するのであれば、何を買ったかがアカウント内で見えるようになっても問題ないと思います。

Amazonビジネスと個人向けAmazonの違い

Amazonビジネスの特徴は購買管理が可能な通販サービスだという点です

安く商品が購入できるだけでなく、購入する商品の選定〜経費の管理までをAmazonビジネスの利用でまとめることができます。

複数人での利用を前提にしたサービスなので、ユーザーごとの役割や利用範囲が管理でき、購入承認やメッセージを残すこともできます

個人事業主、法人が利用できるサービス

Amazonビジネスは誰でも利用できるわけではありません。

個人事業主または法人だけが利用できる通販サービスです

アカウント登録の際に審査があるので、誰でも登録可能というわけではありません。
登録作業は簡単で数分でできるので対象の方ならアカウント登録することをオススメします。

個人事業主に限り提出書類が必要になるので、登録作業前に用意しておくとスムーズに作業を進められます。

アカウント登録を進め方は以下の記事にて詳しく解説しています。

複数人で管理するアカウント

アカウント登録するとユーザー追加ができるようになります。

Amazonビジネスは4つの中から1つ以上の役割を割り当てることができます

ユーザーの役割

  • 購買依頼者:組織の商品注文ができる
  • 管理者:ユーザーの追加や支払い方法・配送先の管理などができる
  • 会計担当者:Amazonビジネスレポートにアクセスして税務情報の管理ができる
  • システム担当者:ITシステムの統合ができる

ユーザーの他にグループを追加することができ、支払い方法や配送先を共有することができます。
所属や営業所に合わせて細かい設定ができるので、効率的に購買を進めることができます。

管理者だけがユーザーを追加することができ、ユーザーを追加したい場合には追加したいユーザーに招待メールを送ることができます。

Amazonビジネス登録は無料だが、注意が必要

Amazonビジネスは無料でアカウント登録ができ、基本使用料もかかりません。

ただ注意しないといけない点があります。法人の場合は問題ないのですが、個人事業主の場合は気をつけないと事前審査を通過できない可能性があります。

アカウント登録は無料で簡単な審査がある

アカウント登録は無料で簡単に始めることができます。

Amazonビジネスアカウントを登録するには2つのパターンがあります。

  • 個人アカウントをビジネスアカウントに移行する
  • 新規にアカウントを登録する

どちらの場合も公式ページから登録することができます。

アカウント登録の手順

1

公式ページから「無料登録はこちら」をクリック。

2

メールアドレスを入力します。すでにAmazonアカウントを持っている場合にはアカウント移行する形で進めることができます。
新規アカウントを登録する場合にはAmazonに登録していないメールアドレスで進めます。

3

社名、電話番号、住所など必要事項を入力します。
個人事業主の場合には書類提出が必要です。

4

3営業日以内に登録が完了し、Amazonビジネスにログインすることができます。
3営業日とありますが、翌日には登録完了の連絡があります。

ビジネスアカウントの登録が完了すると自動的に管理者登録され、グループやユーザーを追加し複数人で利用することができます。

登録方法は以下の記事で詳しく解説しています。
Amazonビジネスのアカウント登録・ユーザー追加は簡単!【個人は提出書類あり】

Businessプライムは個人向けAmazonとサービスが違う

Amazonビジネスにも「Businessプライム」というプライムサービスがあり配送無料・お急ぎ便無料のほかにも、ビジネス向けの会員特典がいくつか用意されています。

Businessプライムの会員特典

  • 累積購入割引
  • 購買分析ダッシュボード
  • 購買コントロール

Businessプライムでも送料無料で、お急ぎ便やお届け日時指定便を無料で何度でも利用できます。

年会費も2,450円〜、利用ユーザー数によって利用プランが変わりますが、最安プランは個人向けと同額です。

Businessプライムのプラン

会員プラン 年会費 最大ユーザー数
DUO 2,450/年(税込) 1ユーザーまで
ESSENTIALS 4,900/年(税込) 3ユーザーまで
SMALL 13,500/年(税込) 10ユーザーまで
MEDIUM 37,800/年(税込) 100ユーザーまで
UNLIMITED 270,000/年(税込) ユーザー数無制限

Businessプライムの年会費については以下の記事で詳しく解説しています。
Amazonビジネスは年会費無料から【プライムは利用者数で金額が変わる】

メモ

DUOプランのみAmazonプライム会員資格を保有しつつBusinessプライム会員に入会できるプランで個人で利用する場合に限り選択できるプラン

個人アカウントから移行すると使えないサービスがある

個人事業主の場合、個人向けAmazonを個人でも利用している方も多いと思います。

Amazonビジネスはアカウント登録時にすでにアカウントを持っている場合には、そのアカウントをビジネスアカウントに移行することを前提に登録作業を進めます。

そのままでも登録自体は進められるのですが、個人向けとビジネスでは決定的に違う部分があります。

それは「プライム会員特典」です。
個人向けAmazonからビジネスアカウントに移行した場合、Businessプライム会員になると以下のAmazonプライムサービスが使えなくなります

  • Prime Video
  • Prime Music
  • Prime Now
  • Prime Reading

もしも上記のサービスを使っている場合はAmazonビジネスのアカウント作成時に注意が必要です。

Businessプライムには基本的に上記のサービスが含まれていないので、利用する際には工夫が必要になります。

Businessプライムを利用しつつAmazonプライムを利用したいなら、別々のアカウントで登録する必要があります

同一のメールアドレスでAmazonビジネスと個人向けのAmazonのアカウントを持つことはできません。そのため、どちらかのサービスを利用すれば片方のサービスを利用できなくなります。

Amazonビジネス登録の際にアカウントを移行するのではなく、新規アカウントを登録することで両方のプライムサービスを利用することができます

プライム会員特典を利用するならアカウントを分ける

個人向け・ビジネスどちらのプライム会員特典も使いたい場合はアカウントを分ける必要があります。

Amazonビジネスのアカウント作成時に既存アカウントからの移行をせずに新規アカウントを作成します

ログインの際に個人用とビジネス用でログイン・ログアウトをしなけれないけないのですが、どちらのサービスでもプライム会員特典を使えるようになります。

ビジネスアカウントも1回の購入金額が2,000円を超えれば送料無料になるし登録自体は無料でできるので、まずはアカウントを作ってみるのがイイと思います。

個人ならBusinessプライムDUOを使う

1ユーザー限定ならBusinessプライムDUOを使えばAmazonプライムとBusinessプライムを併用できます。

年会費は2,450円(税込)で、Amazonプライムと合わせると7,350円(税込)なので大きな出費にはなりません

DUOプランでは「 購買分析ダッシュボード」「購買コントロール」を利用することはできません。

それでも2つのプライムサービスを使えるのは大きなメリットと言えます。
アカウントを切り替えるためにログインし直すのも面倒なので、個人の方ならDUOプランを検討してみてはいかがでしょうか?

登録簡単!月額費用無料〜

今すぐAmazonビジネスに無料登録

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