Amazonで商品を販売していく上でショッピングカートの獲得は非常に重要な要素の一つです。
しかし、小口出品で商品を販売している出品者はショッピングカートボックスを獲得することができません。
以前は小口出品でもショッピングカートは取れていたと思うのですが、Amazonの仕様が変更になってしまったようです。以下はその詳細になります。
目次
【悲報】小口出品ではAmazonショッピングカートボックスが取れません
Amazonで商品を販売していくにはショッピングカートを取得することが非常に重要です。ショッピングカートを取得することで自分の販売する商品の露出が高まり爆発的な需要を生むため、誰もがカート取得率を気にして価格を下げたり、ポイントを付けたりと競争を繰り広げ安価な商品を提供しています。
しかし、出品プランの一つ小口出品にはショッピングカートボックスの獲得資格がありません。
Amazonで商品を販売する上でカートが取得できないのを前提に商品を販売するなんてどんな縛りプレイだよと思うのですが、仕様ですから仕方ありません。
Amazonショッピングカートボックスの獲得条件
Amazonヘルプページのショッピングカードボックス表示の対象となるために必要な条件には以下のように記載されています。
出品形態:大口出品である必要があります。
もちろん大口出品であっても必ずショッピングカートが獲得できるわけではありませんが、小口出品の場合は獲得できないことが明記されています。
FBAを利用してもAmazonショッピングカートを獲得できません
FBAを利用すれば例外として獲得条件となるのかとも思いましたが、そのような例外の記載もないので、FBAを利用してもショッピングカートは取得できません。
Amazonショッピングカートボックス獲得の重要性
Amazonで商品を購入するには商品詳細ページ、もしくは出品者一覧ページから商品をカートに入れ購入に進むのですが、ページの階層が商品詳細→出品者一覧と進まないといけないので販売のチャンスが激減します。
商品詳細ページから購入が9割、出品者一覧からの購入が1割くらいの感覚です。
カートボックス獲得が商品販売にとって重要な要素です
商品詳細ページからの購入がほとんどのため、商品詳細ページでの販売を目指すのですが、商品詳細ページに掲載される出品者は1名だけで、その表示される出品者がショッピングカートボックス獲得者なのです。
つまり小口出品で出品している出品者は商品詳細ページに表示されないことになります。
大口出品への切り替えましょう
ショッピングカートボックスが獲得できないとなるとなるとAmazon販売ではまさに「縛りプレイ」です。
中古商品や、プレミア商品などならばショッピングカートボックスを獲得できなくても戦っていけるのですが、メリット・デメリットを比べるとデメリットが大きいと思います。
大口出品へ変更した際の負担増
大口出品に変更した場合の負担は4,900円(税別)の月額登録料です。小口出品の場合には商品販売時に100円の基本制約料がかかるため、月間50点以上の販売が小口出品と大口出品の切り替えの目安と考えていましたが、月額の費用よりもショッピングカートボックスを獲得できるか否かの方が重要ではないかと思います。
まとめ
Amazonで商品を販売する上でショッピングカートボックスの獲得は非常に重要です。小口出品ではショッピングカートボックスが獲得できないとなると、早い段階での大口出品への切り替えをオススメします。大口出品に切り替えることでカート獲得条件をクリアできますし、小口出品では利用できない要素もたくさんありますので検討してみてください。