公開日:2021/05/15

【悪用厳禁】Amazonマケプレ「返品無し返金」の提供開始

2021年4月26日(月)からAmazonマーケットプレイス出品者に対し、商品返品時に「返品無し返金」を選択できるようにするオプションの提供を開始しました。

配送料が高いAmazonでは返品送料の負担が大きく、返品されると再販できたとしても利益が小さくなってしまいます。

販売価格に占める配送料が負担になっている商品を扱っている場合、返品をせずに返金をしたほうが業務効率化にも繋がっていました。

  • 「返品無し返金」の使い方
  • 「返品無し返金」で注意しなければいけない点

本記事では上記についてまとめています。

Amazonマケプレで「返品無し返金」の提供開始

Amazonマケプレで「返品無し返金」の提供開始

Amazonのマーケットプレイスでは、商品返品時の送料は出品者負担でした。

単価の低い商品や小型サイズの商品で返品対応すると送料が負担になってしまうケースで、返品せずに返金するケースは以前からありました。

お客様とのやり取りの中で、返品は不要と伝え返金対応することもよくあります。

Amazonでは小型サイズの商品にかかる送料が高くなっているため、お客様への配送料も高くなるうえ、返送料金まで負担していると戻ってきた開封済み・不具合商品で損失分埋めることが困難になります。

出品者負担の返品送料を削減する

「返品無し返金」を選択できれば返品送料を削減する事ができます

販売価格に対して配送料の割合の大きいものほど効果的で、年々配送料の値上げが続くAmazonでは商品を返品してもらうよりも処分してもらう方が業務効率化になります。

返品してもらったほうがいいケースももちろんあります。
高額な商品や再販可能な状態のものは返品した方が損益分を補う事ができます。

「返品無し返金」の使い方

1

セラーセントラルから返品設定は行えます。
設定」→「返品設定」→「返品無し返金」を選択し、「新しいルールの追加」から設定を開始します。

2

「名前」「価格帯」「カテゴリー」「返品の理由」「推定注文配送日からの日数」をそれぞれ入力します。
カテゴリー、返品の理由は複数個選択する事ができます。内容を確認し保存します。

3

保存が完了すると返金ルールが追加されます。
ルール作成後にも再編集できるので、間違って入力した場合でも問題ありません。
削除についても同様にこの画面で行えます。

「返品無し返金」を悪用される可能性

「返品無し返金」を悪用される可能性

返品無し返金の設定が簡単にできるようになると、悪用されてしまう可能性があります。

Amazonはユーザーファーストの利用者にとっては非常に良質なサービスを提供しています。

それは裏返すと出品者が負担を負っているという事です。

Amazonをプラットフォームに販売していると、Amazonの最良で購入者有利の判断を下されることが多々あります。

返品についてもそうで購入者にとっての利益が最優先されるため、悪意あるユーザーが利用すれば損失を生むだけになります。

悪用されてしまう可能性あり

ユーザーファーストのAmazonで「返品無し返金」の機能が追加されたのは出品者にとってメリットではありますが、デメリットも無視できません。

必ず「返品無し返金」を悪用するユーザーが現れる事が予想できます。

商品状態を確認せず、ユーザーの選択した項目に合わせて自動判定して返金が行われるシステムは、設定を誤ると無料で大量に商品を購入可能になる危険性があります。

「返品無し返金」が可能な商品だと悪意あるユーザーにわかってしまった場合には在庫分は全て無料で購入されてしまう危険性があることを認識しておく危険性があります。

利用する際には注意が必要

「返品無し返金」を利用する際には悪意あるユーザーに悪用されないように予防線を張っておく必要があります。

返金ルールの「価格帯」や「返品の理由」は細かく設定する事ができるので、簡単に「返品無し返金」のできる商品だと悟られないように工夫する必要があります。

どのユーザーが返金を選択したのかをチェックし、怪しいユーザーがいないかどうか注意することも大事です。

まとめ

悪意あるユーザーに悪用されてしまう可能性もありつつ、「返品無し返金」は業務の効率化にはとてもいい機能です。

購入者のと返品に関するやり取りや、返品されたことでの不具合品の扱いや損失の補填など余計な労力を費やす必要がなくなるのは精神衛生上でも良い選択になります。

自身の扱う商品の中で、「返品無し返金」を選択した方が業務効率化が図れる商品を精査して利用してみてはいかがでしょうか?

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