公開日:2021/05/22
最終更新日: 2021/05/25

ネットショップに必要なSEO対策【集客できないのには理由がある】

ネットショップを作ってみたものの集客できずに困っている方も多いと思います。

SEO、広告、SNSなどが集客につながるとは聞いたことがあるけれど、うまく活用できないと結果はついてきません。

  • なぜ集客できないのかわからない
  • どう集客すればいいのかわからない

数ある集客方法の中でSEO対策による集客にフォーカスし、ネットショップの検索エンジンでの評価の上げ方について解説していきます。

ネットショップに必要なSEO対策

ネットショップに必要なSEO対策

SEO対策はGoogleやBingといった検索エンジンにネットショップが評価され、検索結果で上位に表示させるための施策です。

検索順位は高ければ高いほど訪問者を獲得しやすく、多くの場合は検索結果1ページ目に表示できなければほぼアクセス0の状態になります

SEO対策では取り組むべき項目が多岐にわたるため、キーワードとページごとに優先順位を決め、優先順位の高いものから順に対策をしていく必要があります。

SEO対策の簡単な仕組み

SEOは基本的にはキーワード単位、ページ単位で対策を行っていきます。

キーワード(検索クエリ)とは?

キーワードはGoogleなどで検索する際の単語になります。

  • ネットショップ
  • ネットショップ 開業
  • ネットショップ 開業 仕入れ

これらは全て別々のキーワードとして扱われます。

基本的には単語数が少ないほど検索されるボリュームが大きくなります。

キーワード 検索ボリューム 月間検索回数
ネットショップ ビックキーワード 14,800回/月
ネットショップ 開業 ミドルキーワード 4,400回/月
ネットショップ 開業 仕入れ ロングテールキーワード 590回/月

検索ボリュームが大きくなればなるほどSEO対策が難しくなります。
ネットショップではビックキーワードやミドルキーワードでの上位表示は困難なので、流入数は少なくても対策難易度の低いロングテールキーワードで対策をしていきます。

ページ単位で対策をする意味

SEO対策はページ単位で行っていきます。

同じサイト内で同一のキーワードで対策されていると検索エンジンから認識されると、検索順位が下がってしまいます。

検索エンジンは検索結果に同一サイトのページを複数掲載することを嫌います。
検索結果に多様性を出すため、サイト内でキーワードに対して最も的確なページを掲載するようになっています。

同じキーワードで対策がされていると、どちらのページを表示するかでブレが生じて検索順位のカニバリズムが起こってしまいます。

似たような商品名のものについては対策するキーワードに注意する必要があります。

対策が必要な商品ページとコンテンツページ

ネットショップのSEO対策では、ユーザーの流入経路を意識的に作っていく必要があります。

  • 商品ページ(成約ページ)
  • コンテンツページ(集客ページ)

大きく分けて上記2つの対策方法があります。

商品ページは商品購入につながるようにユーザーには商品の魅力を伝えていく必要があります。
商品をすでに知っていたり、他店と比較検討しているユーザーが対象となるため検索流入での訪問者数は少なくなります。

コンテンツページは見込み客となるユーザーを集客し商品ページに送客するのが目的になります。
検索ボリュームの大きいキーワードで上位表示させ、潜在的な顧客層に対して商品をアピールし、魅力的に感じてもらう必要があります。

商品ページでのSEO対策

商品ページでのSEO対策

商品ページではすでに商品名を知っていて、商品名でサイトに流入してきたユーザーを主なターゲットにして対策をしていきます。

商品写真を充実させる

ネットショップでは商品画像が非常に重要になります。

商品説明よりも商品画像を高画質で複数のせる方が商品が売れやすくなります。

商品ページに訪れるユーザーはすでに商品知識を持っていて、購入するかどうかの検討段階に入っています。そのため、オリジナルの商品でもない限りは他店よりも商品画像を充実させることで安心感を持たれます。

メモ

画像を高画質にするとデータサイズも大きくなってしまいます。
TinyJPGなどの画像圧縮ソフトを使ってデータサイズを小さくすることも重要です。

ユーザーの知りたい商品情報を掲載する

商品情報はユーザー向けに詳細に記載します。

商品の特徴や仕様などはSEO的にも充実していた方が評価が高くなります。

大事なのはユーザーが知りたい情報を正確に掲載することです。

他商品と比較してマイナスになりそうな情報についても、マイナスに見えないように上手くライティングする必要があります。

メモ

マイナス情報だからと掲載しないのはNGです。

購入に必要な情報を充実させる

商品代金や在庫数、配送方法やキャンセルした際の問い合わせ方法などの情報はわかりやすく整理し記載します。

有名ショップでもない限り、商品購入前に多くの方が気にするポイントになります。

ヘルプページなどを手抜きせずに細かく記載しておくと、ユーザーの購入へのハードルがぐっと下がります。

レビューと評価を集める

SEOではユーザー評価が重要視されます。

虚偽の情報を載せるのはNGですが、コメント情報が有無はユーザーにとってもSEO的にも大きな差があります。

レビューについては高評価を集めるのが大事ではありますが、低評価についてもしっかりと掲載しておく必要があります。

レビューでは高評価よりも低評価の方が購入につながるポイントになります。
マイナス部分に対してショップがどういった対応を見せたのかをユーザーに伝えることで信頼性を向上させる事ができます。

構造化データでマークアップする

構造化データで商品情報をマークアップできると、検索結果に商品情報を掲載する事ができます。

ASPによっては商品情報を入力すればそのまま表示されるものもありますが、詳細に載せたい場合は自身でカスタマイズしていく必要があります。

マークアップには専門知識が必要なため難易度が高くなります

集客ページのSEO対策

集客ページのSEO対策

集客ページではどんな商品を購入したいのか顕在化していないユーザーに対し、自社ショップの商品をアピールしていくことになります。

キーワードの選定

集客ページではまずキーワードの選定が重要になります。

商品に関連のあるもので、検査ボリュームの大きいものを狙います

注意しないといけないのは、レビューサイトなどSEOに強いサイトと競合しないように注意します。

カテゴリー名やブランド名でSEO対策をすると競合が強いため、上位表示が難しくなります。

「イベント・行事」と「カテゴリー・ブランド名」を組み合わせるなど工夫して競合を避けながら、検索ボリュームの大きいものを積極的に狙っていきます。

コンテンツの作成

商品名で対策するのと違い、集客ページは競合が強いためコンテンツはが良くないと上位表示は難しくなります。

コンテンツは、検索キーワードに対する答えになるよう、他のサイトより詳しく正確な情報になるように作り込む必要があります。

レビューサイトや比較サイトなどを参考にしながら上位表示されているサイトがどんなコンテンツを用意しているのかを分析し、内容を充実させていきます。

検索順位変動の定点観測

コンテンツを作り込んでも検索エンジンにすぐ反映されるわけではありません。

ページを公開したり、更新しても数週間〜3ヶ月程度かけながら検索順位は徐々に変動していきます。

SEOはページ単位での対策が基本となるため、検索順位チェックツールを使って長期的に観測して順位が思ったほど上がらない場合は再度対策をする必要があります。

検索順位チェックツールはいくつもありますが、WindowsならGRC、MacならRank Trackerがおすすめです。

SEO対策に便利なツール

SEO対策に便利なツール

ここからはSEO対策に役立つツールについて解説していきます。

有料・無料のものがありますが、ここにあるものを利用すればSEO対策は十分対応できるようになります。

キーワード・競合調査ツール

SEO対策すべきキーワードを探す際、思いつきで探すのではなくツールを使って洗い出しを行うと確実です。

重要なのは検索ボリュームがあるかどうかです。

イメージだけでキーワードを選定すると思ったほど集客できなかったり、検索順位が上がらなかったりするので、対策前にどれくらいの流入が見込めるのか?競合の強さについてリサーチする事が重要です。

Ubersuggest

Ubersuggestはキーワードの検索ボリュームや、競合分析など多岐にわたる分析を無料から利用できるツールです。

ラッコキーワード

ラッコキーワードはサジェストキーワードと呼ばれる、Googleで検索されているキーワードを一括取得できるツールです。
ビックキーワードを入力し、対策すべきキーワードを簡単に取得できます。

Google公式のツール

Googleも公式のツールをいくつも用意しています。

以下のツールはSEO対策するには必須のツールです。公式ツールだけあって正確な情報を得られます。

Googleサーチコンソール

検索順位の確認や、どういったキーワードからページに流入してきているのかを網羅的に確認できます。

Googleアナリティクス

サイト全体へのアクセス数の解析に利用します。ユーザーの滞在時間やページ遷移の履歴からSEO対策の優先順位決めに利用します。

キーワード プランナー

Google広告内にあるキーワード プランナーではキーワードごとの検索数を正確に調べる事ができます。複数キーワードも一括でチェックできるので、ラッコキーワードと組み合わせて調査に利用します。

検索順位チェックツール

SEO対策をするのに検索順位チェックツールは必須のツールになります。

SEO対策はすぐに結果が出ないので長期的な目線で対策をしていく必要があります。
施策を打って効果が出るまでに時間がかかるため、定点観測によって検索順位つチェックする必要があります。

GRC

Windowsユーザーが利用するならGRCがおすすめ、コスパを考慮するとGRCが一番です。利用者数が多いため安心して利用できます。

Rank Tracker

Macユーザーが利用するならRank Trackerになります。
Macの場合は残念ながら、検索順位チェックツールに選択肢がほぼありません。MacでもGRCを利用する方法はありますが、確認までの操作が面倒なのでMacユーザーが利用するならRank Tracker一択になります。

まとめ

ネットショップでは商品ページと集客ページの2種類のページでSEO対策をしていく必要があります。

集客ページはサイト内にオウンドメディアとしてページ作成していく場合と、外部にメディアを持つパターンがありますが、どちらの場合も同じような対策になります。

個人的には外部サイトにしておけば、自社サイトに流入させる以外にもアフィリエイトサイトとしても利用できるため活用方法の幅が広がる外部サイトの方がおすすめです。

ネットショップを成功させるには集客のコツを掴むのが重要なポイントになるため、大変ではありますが他者との差別化のためにもしっかりと取り組む必要があります。