公開日:2020/08/27
最終更新日: 2020/09/01

個人事業主はどんな会計ソフトを利用すべき?個人こそ大事な時間短縮

個人事業主の方、特に始めたばかりの方は仕事が忙しくなればなるほど、確定申告に向けての準備段階として「会計ソフトを使ってみようかな?」と検討されると思います。

結論から先に言えば会計ソフトは必ず導入すべきです。
会計ソフトの導入を検討している方でも、

  • どんな会計ソフトがいいのか
  • どういった機能があるのか

選ぶにも参考材料が欲しいところだと思います。
本記事は個人事業主向けに選ぶべき会計ソフトとそのポイントについて書いていきます。主に次のような内容になっています。

  • おすすめの会計ソフト
  • 会計ソフトの選ぶべきポイント

個人事業主はどんな会計ソフトを利用すべきか?

個人事業主はどんな会計ソフトを利用すべきか?

個人事業主の立場で会計ソフトを選ぶなら、気になるポイントはいくつかあります。

会計ソフトを選ぶ際の気になるポイント

  • 必要な機能はあるのか?
  • 維持費は高く無いか?
  • 節税に役立つか?
  • 操作は簡単か?

などなど、人によってもソフトを選ぶ基準は様々だと思いますが、最重要の項目は「業務効率化に役立つ」だと思います。

会計ソフトの目的は業務効率化

個人事業主が会計ソフトを選ぶ際、一番重視すべきは業務を効率化できるかどうかです。

一人または少人数で業務をこなさなければいけないため、会計処理にかける時間は極力少なくしたいものです。

まずは収益を上げるために時間を使う。

個人の場合は、働けば働いた分だけ収入が増えるはずです。確定申告用の書類作成などは膨大な時間がかかる上チェックが大変です。

会計ソフトはそんな面倒な作業を丸投げできるものを選びましょう。

青色申告で確定申告しましょう

確定申告ではできれば青色申告で申告したいものです。

青色申告した際はメリット多数

  • 最高65万円の青色申告特別控除
  • 家族への給与を経費にできる
  • 過去の赤字分を繰り越しできる
  • 減価償却の特例が使える

青色申告を選択すればいくつもの節税が可能になります。

いくら売上をあげても確定申告をすると所得税として税金を納めなければいけません。

納税額を少なく抑えるためにも確定申告の際は青色申告を選びましょう。

個人事業主なら、青色申告の準備も簡単に済ますことができます。

  • 青色申告承認申請書を提出
  • 会計ソフトを使って確定申告書を作成

青色申告と比較すると白色申告にはメリットが無いので、確定申告は必ず青色申告を選びましょう。
難しいと言われる青色申告も会計ソフトなら自動で簡単に申告書類が作成できます。

おすすめはクラウド会計ソフト3点

おすすめはクラウド会計ソフト3点

個人事業主が選択すべき会計ソフトはあまり多くありません。

おすすめできる会計ソフトは次の3点です。

  • 会計ソフトfreee
  • マネーフォワードクラウド確定申告
  • やよいの青色申告オンライン

これらは3点ともクラウド会計ソフトというWebアプリケーションです。

クラウド会計ソフトの特徴

  • いつでも最新のものが利用できる点
  • 人気が高いため競争が激しく機能面が豊富
  • Macでも使える

会計ソフトは探せばいくつソフトがあります。ただ、個人事業主のように時間の制約が多い利用者の場合にはおすすめできません。

個人事業主なら業務効率化が際重要なポイントだからです。

他のソフトは「安価」や「無料」だったり、ピンポイントな部分に特化していたりします。

ただ、使用者が操作しなければいけないポイントが多いため、会計業務を削減する目的を達成できません。

できる限り自動化してしまって、利益を上げるための業務に時間を使うためにもクラウド会計ソフトの導入が最善です。

まだ開業届を提出していない人は?

まだ開業届を出していない場合は提出してしまいましょう。

個人事業主になるには開業届の提出が必要です

確定申告で青色申告を選択するには開業届を提出した上で、「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

Freeeなら、必要書類を無料で簡単に作成できる「開業freee」があります。

開業freeeで作成できる書類

  • 開業届
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 給与支払事務所等の開設・移転・廃業等届出書
  • 青色申告承認申請書
  • 青色専従者給与に関する届出書

順を追って必要項目を埋めていくだけで簡単に書類が作成できる仕組みになっています。

入力が終わればプリントアウトして、マイナンバーと印鑑を押して提出するだけなのですぐに終わってしまいます。

もちろん自分で直接記入してもいいですが、開業freeeは無料で利用できるので、断然早く済ませるはずです。

できるだけ安価、できれば無料で利用したい

利用料はできるだけ安く抑えたいのが正直なところ、ただクラウド会計ソフトの場合は買い切りのソフトでは無いので長期目線で考えれば利用料が積み上がっていきます。

それでもどこのサービスも無料のお試し期間は用意してくれています。

やよいの青色申告オンラインなら1年間無料で利用できます。
1年使ってみて不要ならキャンセルすることができます。やよいの場合は1年毎の契約になるので、1ヶ月単位での契約・解約はできません。

マネーフォワードクラウド確定申告とfreeeの場合は1ヶ月間の無料利用期間があります。
マネーフォワードクラウド確定申告は月額1,280円のパーソナルプラン、Freeeなら全プランがお試し利用できます。

スマホで確定申告を済ませたい

空き時間を利用してスマホで確定申告書類を作成したい。領収書を取り込んで仕訳をしたいこともあると思います。

スマホで確定申告書類が作成できるのはfreeeだけ

Freeeだけはスマホで確定申告書の作成までできてしまいます。
スマホのカメラを使って領収書をスキャンすれば仕訳データの作成が自動でできるので、面倒な手入力も必要ありません。

メモ

スタータープラン(月1,180円)の場合は月に5枚まで領収書の取り込み可能。スタンダードプラン(月2,380円)なら制限なく利用可能

マネーフォワードクラウド確定申告、やよいの青色申告オンラインではスマホを使って領収書をスキャンし仕訳データを作成することまでは可能です。残念ながら確定申告書の作成まではサポートされていません。

消費税の集計機能はあるのか?

確定申告書の作成機能も重要ですが、できるなら消費税の計算もできてほしいものです。

消費税の集計機能のある会計ソフト

消費税の集計機能はどの会計ソフトにもついている機能になります。
プランによって対応していないものがあり、最安はやよいの青色申告オンラインで標準機能のため最安プランでも利用できる機能です。

やよいの青色申告オンラインとfreeeは消費税の申告書まで作成可能ですが、マネーフォワードクラウド確定申告の場合は集計機能のみになっているので、申告書は自分で記入する必要があります。

会計ソフトを選ぶ際の注意点

会計ソフトを選ぶ際の注意点

会計ソフトを選ぶ際の注意点は様々です。帳簿の作成や確定申告書の作成は当たり前の機能で、それ以外の機能が重要になってきます。

維持費も重要なポイントですが、ソフトを使って業務効率化を図るなら、売上増につながる支出の問題点を見つけ出したり、改善点を見つけるヒントにつながる使い方をしたいものです。

会計ソフトそれぞれの特徴を比べながら、使いやすいのものを選んでもらえればいいなと思います。

コストだけでソフトを選ばない

利用料だけで会計ソフトを選ぶと後々苦労することになります。

維持費は安いが、動作が遅かったり、ほしい機能がなくて結局自分で書類作成をする羽目になってしまったり、安さだけで選ぶとろくな事がありません。

どの会計ソフトでも月額費用で1,000円〜2,000円程度に収まります。

月数千円の出費を気にして何時間も無駄な時間を過ごすよりは、機能が豊富なソフトを導入してストレスフリーの環境を作りましょう。

売上1円でも帳簿管理は必要

ここまで読んで会計ソフトの導入はやめておこうか考えている方、売上が少しでもあれば帳簿管理が必要になることを覚えておいてください。

確定申告は年間の所得が20以上なら必須。それ以下なら不要になります。

ただ、住民税の計算に必要な所得の申告は必ずしなければいけません。

住民税の申告には年間の所得と経費がわからないといけないので、必ず帳簿管理が必要になるというわけです。

面倒ですが、1円でも売上があるなら会計ソフトを使うことをおすすめします。

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