公開日:2020/11/06

【会計ソフトの仕訳方法】個人事業主が使った経費の登録の仕方

会計ソフトを利用するならきちんと経費として帳簿に記帳しましょう。

個人で事業されている方でも帳簿のつけ方に慣れていない方や、今まで確定申告を白色申告で提出していた方で、次回以降は青色申告で提出するため複式簿記で記帳しようと考えている方。

会計ソフトの記帳の仕方は、買い切りのインストール型会計ソフトか、月額費用の発生するクラウド会計ソフトかで仕訳方法が変わってきます。

本記事の内容

  • 会計ソフトを経費登録する際の仕訳方法
  • その他の経費を登録する際の注意点

会計ソフトだけでなくその他の経費を登録する際にもある注意点についてまとめてみます。

個人事業主が会計ソフトを経費として使用した際の仕訳方法

個人事業主が会計ソフトを経費として使用した際の仕訳方法

個人事業主の方が使う会計ソフトにかかった費用も経費として計上しましょう。

会計ソフトには大きく分けて「インストール型」と「クラウド型」の2種類のソフトがありますが、それぞれ購入方法が異なるので仕訳の際の勘定科目が違ってきます。

結論を先に書くとそれぞれの勘定科目は次のようになります。

  • インストール型会計ソフトは「消耗品費」
  • クラウド型会計ソフトは「通信費」

インストール型の会計ソフトの場合

インストール型会計ソフトは買い切り型の会計ソフトです。
パッケージに入っているものや、サイトからソフトをダウンロードしたりするタイプのものがありますが、1度の支払いで追加費用がかからない会計ソフトです。

インストール型会計ソフトを購入した場合は「消耗品費」として経費登録します。

インストール型会計ソフトの記帳例

日付 借方 貸方 適用
勘定科目 金額 勘定科目 金額
4/1 消耗品費 ¥10,000 現金 ¥10,000 会計ソフトの購入費用

毎年バージョンアップの度に新しいバージョンを購入するという場合も、その都度消耗品として経費に登録します。買い切り型のソフトは必ずしも毎年購入し続けるものではないため消耗品として登録するのが最適です。

クラウド会計ソフトの場合

クラウド型会計ソフトは毎月固定費用が発生する会計ソフトです。
会計ソフトの種類によっては月額または年額での費用が発生しますが、利用開始から利用停止までの間に決まった費用がかかる会計ソフトです。

クラウド型会計ソフトの使用した場合は「通信費」として登録します。

クラウド型会計ソフトの記帳例

日付 借方 貸方 適用
勘定科目 金額 勘定科目 金額
4/1 通信費 ¥1,000 普通預金 1,000 会計ソフトの利用料

勘定科目の付け方には決まりはないので、こちらも消耗品費としても問題はありません。ただ、後々見返した際に他の項目と見分けがつきやすい勘定科目で登録しておいたほうが便利です。

通信費で仕訳られる項目

  • 電話代
  • インターネット代
  • 切手代
  • テレビの受信料

通信費は通信に関わる項目に対して使用する勘定科目です。

会計ソフトで経費登録をする際の注意点

会計ソフトで経費登録をする際の注意点

会計ソフトを使っていても経費登録をする際には一定の注意が必要です。

ソフトを利用し作業を効率化するのはいいことですが、間違った仕訳をしていると後々修正の必要が出てくるので気をつけましょう。

とは言え、勘定科目のつけ方には決まりがあるわけではなく*自分で管理しやすいものを選んで使用するのが正解です*。

同一項目には同じ勘定科目をつける

同じものを繰り返し購入したり、類似の商品を購入した際に全く違う勘定科目をつけてはいけません。

クラウド型会計ソフトの勘定科目を「通信費」で登録した場合は、毎月「通信費」で仕訳します。ある月だけ消耗品費になっていたりすると経費を集計する際にズレが発生します。

一度決めた勘定科目は同じものを使いましょう。

使った内容が特定できるように工夫する

勘定科目だけでなく適用をうまく使って仕訳する内容がわかりやすくなるように工夫しましょう。

仕訳件数が増えると似たような内容金額のものが多くなるので、後で見返した際にすぐに内容が把握できるように具体的な内容を記入しておくと後々楽です。

まとめ

会計ソフトでもインストール型かクラウド型かどうかで仕訳の方法は変わってきます。

自動仕訳機能を使えば簡単に自動化できてしまいますが、経費登録する際には後々見返した時にもわかりやすくしておきましょう。

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