公開日:2021/04/28
最終更新日: 2021/11/29

TopSeller(トップセラー)は仕入先に使える?メリット・デメリットを解説

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ショップで販売する商品リサーチでこんな悩みはないですか?

  • 売れ残りが不良在庫にならないか心配
  • 仕入れ先が見つからない
  • 人手不足で配送業務を圧迫している

TopSellerは全商品が無在庫販売のネットショップ専門の仕入れサイトです。
利用すれば在庫リスクを無くし、25万点を超える商品群をすぐに取扱できます。
しかも全ての配送を委託できるので、発送業務からも開放されます。

ネットショップを運営していれば必ず経験する在庫リスクを回避し、豊富なラインナップから商品選べ、梱包・発送まで依頼できる。
TopSellerはショップ運営をしていれば誰もが利用したいサービスです。

本記事の内容

  • TopSellerのメリット・デメリット
  • サービスの仕組みと利用料

本記事ではTopSellerのメリットとデメリットについてと、気になるシステムの仕組みと費用感について解説していきます。

無料からでも利用可能!

TopSeller(トップセラー)に会員登録

TopSellerを利用するメリット7選

TopSellerを仕入れに利用するメリット


仕入れサイトとして利用するには多数のメリットがあります。

TopSellerのメリット7選

  • 無在庫販売による在庫リスクの回避
  • 25万点を超える商品群から選べる
  • 消費者直送で配送業務不要
  • 送料を自由に設定できる
  • 無料から選べる利用プラン
  • モール連携機能で作業効率化
  • 商品在庫数を自動更新

TopSellerを使えばユーザーとなるネットショップは商品の販売だけ集中できるので、リサーチや集客に多くの時間を避けるようになり、ショップ運営を安定化させる事ができます。

在庫を持つ必要がないので在庫リスクなし

TopSellerの商品は全て受注後に発注する事ができます。

無在庫の状態で商品を販売し、受注してから発注できるので在庫を抱えるリスクがありません。

ネットショップであっても在庫を持って商品を販売すると、必ず在庫リスクを抱えることになります。
商品需要には寿命があります。仕入れを続ければ売れ行きは低下し続け、いつかは売れなくなるリスクが発生します。

全ての商品が無在庫販売のTopSellerならそんな在庫リスクを回避できます

25万点超えの中から取扱商品を選べる

TopSellerには25万点を超える商品群があり、利用プランに合わせて好きな商品を選択する事ができます。

プラン毎に扱える商品点数が変わるため全ての商品を扱えるわけではありませんが、膨大な商品群の中から自社のショップにあった商品が選べます。

選べる2つのコース

  • セレクトコース
  • 全商品コース

「セレクトコース」はTopSellerの全商品の中からプランで扱える商品数に合わせて自由に選択する事ができます。

「全商品コース」はプラン毎に事前にTopSeller側で選定された商品を扱う事ができます。

消費者直送で発送業務不要

梱包・発送業務もお任せで面倒は配送業務は必要ありません。

商品を受注してから発注する無在庫販売の性質上、配送作業が迅速に行われないとお届けまで時間がかかってしまいます。

全ての商品が消費者直送のため、梱包・配送工程が効率化されていて無駄な時間を取られることもありません。

送料を自由に設定できる

商品を販売する際に、商品ごとの送料も自由に設定することができます。

仕入れ時には必ず送料がかかりますが、販売時の送料設定は自由にできるため無料でも実費でも自由に価格設定することができます。

TopSellerの発送時に発生する送料はあらかじめ決まっているので、販売価格には必ず送料分を上乗せした価格で販売することになります。

無料から利用できる価格設定

TopSellerは最安プランでは無料で利用することも可能です。
セレクトコースの「おためしプラン」では無料で利用する事ができます。

取扱商品数に合わせて細かく価格設定がされているので、ショップの状況に合わせてプランを選択する事ができます。

試しに利用してみて商品販売のノウハウが確立できたなら、あとは商品点数を増やしていくだけで売り上げを伸ばす事ができます。

モール連携機能で作業効率化

楽天、カラーミーショップ、MakeShopなどと連携し商品データをアップロードし、膨大な商品数でも出品の手間なく販売することができます。

TopSeller提供の素材

  • 商品画像
  • キャッチコピー
  • 商品説明
  • スペック情報

商品素材はCSVファイルを使って一括で処理できるようになっていますが、連携機能はオプションになっていて「データパック」「ツール」の2種類からモール向けの機能を選ぶ事ができます。

  • データパック:楽天、カラーミーショップ、MakeShopにあわせたデータ形式で商品情報をダウンロードできます。
  • ツール:楽天、カラーミーショップ、MakeShopの在庫状況などを自動同期する事ができます。

データパックのオプション利用料

オプション 利用料
楽天パックforセレクト 1,480円/月(税抜)
カラーミーショップforセレクト 480円/月(税抜)
MakeShopパックforセレクト

ツールのオプション利用料

オプション 利用料
楽天自動同期forセレクト 480円/月(税抜)
カラーミーショップ自動同期forセレクト
MakeShop自動同期forセレクト

商品在庫数を自動更新

オプションを利用すれば商品在庫数を自動同期し、商品情報を常に最新のものに保つことができます。

  • 楽天
  • カラーミーショップ
  • MakeShop

上記のショップを利用している場合は、在庫状況を自動同期できるオプションを選択することができます。

月額利用料480円(税別)のオプションを追加するだけで、取扱点数がどんなに膨大になっても自動で在庫状況を更新できます。

膨大な商品点数を取り扱えるのが目玉のTopSellerでも、在庫が切れるタイミングはあります。

受注したタイミングで在庫切れによるキャンセルが発生しないように常に最新情報を保っておくことが大事です。

商品在庫数を自動更新

オプションを利用すれば商品在庫数を自動同期し、商品情報を常に最新のものに保つことができます。

自動更新対応のショップ

  • 楽天
  • カラーミーショップ
  • MakeShop

上記のショップを利用している場合は、在庫状況を自動同期できるオプションを選択することができます。

月額利用料480円(税別)のオプションを追加するだけで、取扱点数がどんなに膨大になっても自動で在庫状況を更新できます。

膨大な商品点数を取り扱えるのが目玉のTopSellerでも、在庫が切れるタイミングはあります。

受注したタイミングで在庫切れによるキャンセルが発生しないように常に最新情報を保っておくことが大事です。

TopSellerのデメリット6選

TopSellerのデメリット


TopSellerに限ったものではありませんがネット仕入れを利用するにあたって幾つかのデメリットがあります。

TopSellerのデメリット6選

  • 競合する他社と取扱商品が被る
  • 利益率が低くなる
  • 決済手段が少ない(発注時)
  • 電話サポートがない
  • 発注時に在庫切れの危険性がある
  • メルカリ・ヤフオクには出品できない

競合他社と取扱商品が被る

楽天やYahooショッピングなどに出店するユーザーと出品商品が被る場合がよくあります。

TopSellerを使った仕入れでなくてもネットを使って仕入れられる商材の場合には、メーカーや卸が他のサービスも併用していることも多いため、取扱商品は被りやすくなります。

競合の少ない商材を探したり、販売先や販売方法を変えないと価格競争に陥る危険性があります。

利益率が低い

在庫を持って販売をする場合と比べ利益率が低くなる傾向があります

在庫を持たず、配送の負担も無いというリスクの低さからもある程度仕方ない部分ではあります。

決済手段の少なさ

決済方法はクレジットカードか、デポジットによる前払い決済の2種類のみから選択になります。

入金確認を早く済ませ、配送までの工程を短くするために上記の方法になっています。

メモ

購入者側の決済手段としては代金引換での購入を利用する事ができます。

電話サポートがない

商品や納期に関する問い合わせはフォームから行う形になり、電話やチャットなどでリアルタイムに問い合わせることができません。

問い合わせは平日の11:00~18:00の間で土日祝日には対応してもらえません。

ECサイトの場合、休日にも商品が売れるため万が一トラブルがあった場合には休みが明けてからフォームから問い合わせる形になります。

急ぎ連絡が取りたい場合でもすぐに対応してもらえないのは残念です

発注時に在庫切れの危険性がある

商品が売れても発注時には在庫切れが発生している場合があります。

在庫状況を同期する機能はありますが、常に最新の情報ではありませんし、発注は自分でしなくてはいけないので、発注タイミングのズレで在庫が切れてしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。

在庫のある商品でもまとめ買いでの大量購入を避けたり、受注後の発注を迅速に行うなどの対策が必要になります

メルカリ・ヤフオクには出品できない

無在庫での販売になるtopsellerではメルカリやヤフオクで商品を販売することができません

メルカリ、ヤフオクは在庫をもった上で商品を販売するのが前提のサービスなので、商品が売れてから仕入れるtopsellerを利用することはできません。

メルカリ、ヤフオクを販路に選ぶ場合には在庫を持って商品を販売できる仕組みづくりをしていく必要があります。

在庫を持って販売する場合にはNETSEA(ネッシー)やスーパーデリバリーなどを利用すると小ロットでも仕入れをすることができます。

関連記事NETSEA仕入れは使える?主力商品以外の商材が確保できる!

サービスの仕組みと発生する費用

サービスの仕組みと発生する費用


TopSellerは月額のサービス利用料と、仕入れの際に発生する主に2つの費用が発生します。

サービス利用料はユーザーが取り扱える商品数に応じて細かく価格設定がされています。

サービスの仕組み

TopSeller(トップセラー)は在庫を持たず、受注した商品をメーカーから直接配送できるサービスです。

大きく2種類のコースから販売する商品を選択することができます。

選択できる2つのコース

  • セレクトコース
  • 全商品コース

2つのコースは取り扱える商品点数によって内容・料金が変わります。
ショップで扱っている商品に合わせて、自分にあったコース・プランを選択する必要があります。

セレクトコースは約25万点の商品群の中から最大20,000点まで自由に選択し扱うことができます。全商品コースはTopSellerで厳選された商品の中から最大約35点の商品を扱うことができます。

セレクトコース

セレクトコースはTopSellerで扱っている全ての商品の中から各プランで扱える上限の商品数を選択して販売することができます。

販売したい商品点数を増やすにはプランのアップグレードが必要になります。

プラン 扱える商品数
おためしプラン 5商品
300点セレクトプラン 300商品まで
1,000点セレクトプラン 1,000商品まで
3,000点セレクトプラン 3,000商品まで
5,000点セレクトプラン 5,000商品まで
10,000点セレクトプラン 10,000商品まで
20,000点セレクトプラン 20,000商品まで

全商品コース

全商品コースではあらかじめTopSellerでセレクトされた商品群を販売することができます。

プラン毎に商品群の総数が決まっていて、TopSellerで扱っている全商品の中か撰ぶことはできません。

プラン 扱える商品数
ミニマムプラン 約8,000商品
スタンダードプラン 約47,994商品
プレミアムプラン 約194,540商品
プレミアム+特別配送プラン 約358,195商品

サービス利用料

2つのコースは取り扱える商品点数によって料金が変わります。

セレクトコース

プラン 月額利用料
おためしプラン 0円/月
300点セレクトプラン 480円/月
1,000点セレクトプラン 980円/月
3,000点セレクトプラン 1,480円/月
5,000点セレクトプラン 2,480円/月
10,000点セレクトプラン 3,980円/月
20,000点セレクトプラン 4,980円/月

全商品コース

プラン 月額利用料
ミニマムプラン 1,980円/月
スタンダードプラン 4,980円/月
プレミアムプラン 24,800円/月
プレミアム+特別配送プラン 27,800円/月

無料で利用できるのセレクトコースの「おためしプラン」で、5商品まで取り扱う事ができるようになります。

商品配送で発生する送料

商品配送の際には一律の送料が発生します。

1出荷あたり690円(税抜)

複数個まとめて発送する場合には1商品あたり690円(税抜)が配送料として引かれます。

5個まとめて配送した場合、690円×5個=3,450円(税抜)が配送料になります。

沖縄・離島地域に配送する場合のみ配送料が変わり、倉庫から出荷される場合には1,500円、メーカー直送の場合には3,000円になります。

商品販売時の送料は自由に設定することができます

販売ページ上では送料無料に設定したり、個別に料金設定して販売するなどショップ毎に自由に変更することができます。

まとめ

TopSeller(トップセラー)は扱える商品の上限数が高く、在庫リスク無く売り上げを伸ばせる非常に便利なサービスです。

そのために人気も高く、商材によっては競合が多く利益を出す事が難しいという側面があります。

TopSellerをうまく使いこなしていくには商品を売る技術が必要で、メイン商材ではないものをいかにして販売していくかどうかの力が必要になります。

うまく取り入れる事ができれば非常に便利なサービスです。

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